みそ商品ブランド化 宮城学院女子大が人材育成で連携 宮城県協同組合と協定

 宮城県味噌醤油(みそしょうゆ)工業協同組合と宮城学院女子大(仙台市青葉区)は11月14日、食品産業に進む人材の育成を目指す連携協定を結んだ。

 仙台藩祖伊達政宗ゆかりの「仙台みそ」や県内で造られたしょうゆを使った商品開発、販路拡大に、学生らが関わっていく。

 同大であった締結式で、協同組合の鈴木彦衛理事長は「地場産品への注目度が高まる中、大学との連携は重要な意味を持つ」とあいさつ。長谷部弘学長は「誇りを持って産業を担う人たちと働けることに感謝したい」と述べた。

 協同組合が大学と連携協定を結ぶのは初めて。組合に加盟する石巻市の山形屋商店と石原慎士教授(マーケティング論)のゼミが協力し、商品のブランド化を推進してきた活動がきっかけになった。

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