みちのく真田弁当~幸村の思い~ 3市町の食文化結集

NHK大河ドラマ「真田丸」の放映に合わせ、東北のご当地弁当が生まれた。主人公・真田信繁(幸村)の子女が暮らした白石市と蔵王町、由利本荘市でつくる観光振興協議会と日本レストランエンタプライズ(NRE)が知恵を絞った力作。4月1日に発売される。
旗印の「六文銭」、幸村の赤備えを連想させる六つの仕切りに、3市町ならではの食材や味付けを詰め込んだ。例えば、白石温麺(うーめん)を使ったおくずか け風の炊き合わせ。蔵王特産のカモつくね、こんにゃく煮。由利本荘は、秋田みそと幸村が愛飲したと伝わる焼酎で漬け込み、焼いたタラを添えた。
縁起物のくり、保存の利く梅干しをあしらうなど、「戦飯(いくさめし)」の要素も採り入れた。関係者は「時代考証と各地の食文化を踏まえ、現代人がおいしく味わえるようにアレンジした」と胸を張る。

メ モ 税込み1100円。JR仙台駅のNRE弁当売店で販売する。予約の受け付けや3市町でのイベント販売も検討中。連絡先はNRE仙台調理センター営業部022(257)2981。

タイトルとURLをコピーしました