みやぎアラート「2」に下げ 病床占有率が目安下回る

宮城県は20日、新型コロナウイルス感染者の増減に応じて必要な医療体制を表す独自の「みやぎアラート」をレベル2に引き下げたと発表した。県内の病床数を30~50床、軽症者と無症状者向けの宿泊療養施設を100室とする。
 新型コロナ患者の病床占有率が18日以降、レベル引き下げの目安となる15%を下回り、専門家の意見を踏まえた上で切り替えた。20日正午時点の直近7日間の新規感染者数は3人、病床占有率は6.7%(60床のうち4床使用)で、基本指標の上ではレベル1に当たる。
 県は今月7日、病床占有率が目安の40%を超えたことを受け、深刻度が2番目に高いレベル3に引き上げた。病床を100床、宿泊療養施設を200室に増やす準備を進め、病床は60床を確保していた。

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