ジャストシステムは11月18日、『モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2013年10月度)』の結果を発表した。調査期間は10月28日~30日で、セルフ型アンケートサービス「Fastask」のモニタのうち、15歳~69歳の男女1,100名から回答を得た。
まず利用しているモバイル端末について聞くと、「スマートフォン」ユーザーの割合(48.0%)が、「通常の携帯電話(フィーチャーフォン)」ユーザーの割合(47.7%)を、2012年7月の調査開始以来、初めて上回った。特に10代、20代、30代のスマートフォン利用率は前月から増えて過去最高となった。具体的には10代は9.0%増の75.0%、20代は3.5%増の69.5%、30代は5.0%増の60.5%となった。
次に、1日の「スマホアプリ」の利用状況を聞いたところ、もっとも利用時間が多かったアプリは「Yahoo!JAPAN」で23.9分。性別・世代別に見た場合、10代の男女と20代の女性が、「LINE」「Facebook」「Twitter」といった「SNSアプリ」を1日80分間以上使用していた。特に、10代女性は利用時間がもっとも長く、「LINE」37.8分、「Facebook」7.83分、「Twitter」37.26分(計82.89分)となっている。
各年代で、もっとも利用されている(平均利用時間が長い)アプリを見ると、10代男性YouTube、10代女性LINE、20代男性LINE、20代女性LINE、30代男性Yahoo! JAPAN、30代女性Yahoo! JAPAN、40代男性Yahoo! JAPAN、40代女性Yahoo! JAPAN、50代男性Yahoo! JAPAN、50代女性Yahoo! JAPAN、60代男性Yahoo! JAPAN、60代女性YouTubeとなった。
なお、2013年10月のApp Store価格改定(値上げ)については、iPhoneユーザーの58.6%が把握。そのうち「新しい有料アプリの購入を控えようと思う」人は54.0%で過半数となった。