やっぱり「ゆとり世代」 新社会人の自己診断

 新社会人は「ゆとり」を自覚-。今春大学を卒業した新入社員に、自分たちの世代をどう名付けるか聞いたところ、22%が「ゆとり世代」と答え、最も多かったことが、人材コンサルティング会社「レジェンダ・コーポレーション」(東京)の調査で分かった。
 新社会人は高校時代、教科内容を削減した現行の学習指導要領で学んだ“ゆとり第1世代”。「ゆとりと言われているし、そう感じるから」「指図されて動くから」などの理由を挙げた。
 4月中旬にインターネットで調査し、477人が回答した。
 「氷河期世代」が8%で続き、「リーマンショック世代」「不況(不景気)世代」も上位。「世代間ギャップを感じる」という先輩・上司の平均年齢は36歳で、「仕事が人生だと思っている」「プライベートを犠牲にしている」が理由。61%が同期を「友達」と考え、「ライバル」と答えたのは29%だった。

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