中国メディアの世界服装鞋帽網は10日、中国やインドなどアジアの6カ国で「もっとも購入したいブランド」について調査が行われたことを紹介し、中国ブランドは「購入したいブランドに1つも選ばれなかった」と伝えた。
記事は、同調査について、中国、インド、インドネシア、タイ、フィリピン、ベトナムの6カ国の計1800人の消費者を対象にインターネット上で行われた調査と紹介。さらに、148のグローバルブランドについて「購入したいと思うか」、「実際に使用してみたいと思うか」などと尋ねたと紹介した。
続けて、日本のブランドはテレビやデジタルカメラなどの分野で強さを見せたと紹介する一方、「スマートフォンやインターネットサービスの分野では存在感が薄かった」と伝えた。さらに、自動車の分野では「購入したことがある」とするブランドの上位3位がすべて日本ブランドだったものの、「購入したい自動車ブランド」の上位はドイツブランドが占めたと伝えた。
また、購入したいデジタルカメラにおいてはキヤノン、ニコン、ソニーの日本勢が上位3位になったと伝えたほか、テレビにおいてはソニーが首位になったと紹介した。
一方、スマートフォンにおいては「アップルが絶対的な強さを見せた」と紹介、ソニーが3位に食い込んだほかは日本ブランドは上位には見当たらなかったと指摘。一方、中国スマホメーカーのoppoはインドネシア、タイで「購入したいブランド」として3位になったことを紹介した。
また記事は、インターネットサービスにおいてはグーグルやフェイスブックといった米国ブランドが圧倒的な強さを見せたほか、チャットアプリ「Line」が「使用してみたい」サービスで10位になったと伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)Ivan Fachrurezha/123RF.COM)