アップル、パソコン向けアップストアを開設

米アップルは１６日、パソコン向けにアプリケーションと呼ばれるゲームなどのコンテンツ（情報の内容）を提供するダウンロードサイト「Ｍａｃ　Ａｐｐ　Ｓｔｏｒｅ（マック・アップストア）」を開設すると発表した。日本を含む世界９０カ国で来年１月６日からサービスを開始する。
　アップルは、２００８年から同社製のスマートフォン（高機能携帯電話）「ｉＰｈｏｎｅ（アイフォーン）」などにアプリケーションを提供する「Ａｐｐ　Ｓｔｏｒｅ（アップストア）を展開。今年６月時点でアプリケーションのダウンロード数が５０億本を突破しており、アイフォーン人気に一役買っている。
　新たに提供するパソコン版では、スマートフォン向けとは異なる専用のアプリケーションが提供される。
　アップルのスティーブ・ジョブズ最高経営責任者（ＣＥＯ）は「パソコン用のアプリケーションの購入が楽しくなるのを望んでいる。オープンが待ちきれない思いだ」とのコメントを発表した。