アップル「iOS 7」を提供開始、初代iOSから6年、初の大幅刷新

米Appleは9月18日、モバイルOSの新版「iOS 7」の提供を開始した。日本時間の19日午前2時過ぎに、iTunesまたは対応するiOSデバイスの「ソフトウエア・アップデート」でアップデート可能になり始めた。対応機種は、iPhone 4、iOS 4S、iPhone 5、iPad 2、iPad (第3世代/第4世代)、iPad mini、iPod touch (第5世代)。iTunes経由でアップデートする場合は、iTunesをバージョン11.1以上にアップデートしておく必要がある。
AppleはiOS 7でオリジナルiPhoneの登場以来となるユーザーインターフェイスの刷新を行った。コントロールセンター、AirDrop、iTunes Radioなど豊富な新機能を備え、マルチタスキング、通知センター、カメラ、Safari、Siriなど数多くの機能が強化されている。iOSの新スタートと呼べるメジャーアップデートだ。
iOS 7は20日に発売される「iPhone 5c」と「iPhone 5s」にプリインストールされる。5sは64bitアーキテクチャのA7プロセッサを搭載しているが、iOS 7は64bitのカーネル、ライブラリ、ドライバなど、スマートフォンでは先進的な64bitテクノロジを活用できるように設計されている。

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