アップルとサムスンは犬猿の仲ですが、iPhone 4の部品の多くはサムスン製だということを忘れないで

サムスン、アップルの争いはいよいよ泥沼へ、先日EUではアップルがGalaxy Tab 10.1の販売差し止め仮命令を獲得したりなどしましたが…、
サムスンに対するアップルの法を味方につけての攻撃は、両社の間に取り返しのつかない亀裂を生じさせています。
でも、実はiPhone 4 の部品、かなりサムスンのものに頼っているのですよ…。
iPhone 4 のフラッシュメモリー、DRAMメモリー、アプリケーションプロセッサーなどのいくつか重要な部品がサムスン製です。
これらの部品は大体45.68ドル(約3500円)、iPhone 4 の部品の値段の26%を占めています。
もしサムスンがアップルへの報復として部品の提供をストップしてしまったら…、その部品は、どこのメーカーがいくらで、どのくらいの納期で提供できるのでしょうね? 
サムスンがこれらの重要な部品を、リーズナブルな値段でアップルに提供しているという事実を忘れがちですが、アップルは2011年第3四半期だけで、2000万台のiPhone 4 を出荷していて、その中にはもちろん大量のプロセッサーやフラッシュモジュールも発注されているはずです。 
この意味ではお互いは良きパートナーとしてやってかないといけないですよね。 
一方では「Galaxy TabはiPadの模倣だ!」とか言って販売差し止め仮命令を獲得してますけけどね。
幸いにも今のところ、サムスンは重要顧客を手放す気はなさそうです。

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