【杭州共同】中国で「独身の日」とされる11日にインターネット通販各社が実施した値引きセールが、12日午前0時に終了した。最大手アリババグループは先行セールも含め、累計の取引額が4982億元(約7兆9千億円)に達した。過去最高だった前年の2684億元を大きく上回った。
新型コロナウイルスで年前半に抑制されていた消費意欲が爆発し、巨大市場の存在感を見せつけた。一方、通販各社や中国政府には一過性のイベントに終わらせず、国内市場を持続的に拡大させる対応策が求められる。
海外商品では日本勢が人気トップ。資生堂や花王、ユニクロなどの好調が目立った。