アルコール消毒液を噴射して引火、動画がSNSで拡散 イトーヨーカ堂「危険を与えかねない行為」

セブン&アイ・ホールディングス(HD)が運営する「イトーヨーカ堂」の店舗で、少年とみられるグループがアルコール消毒液を噴射しながら引火している動画が会員制交流サイト(SNS)で拡散していることを受け、同社は「お客さま、従業員に対し危険を与えかねない行為」だとして、所轄の警察署に相談していることを明らかにした。

同社によると、動画の対象となっている店舗は東久留米店(東京都東久留米市)。動画では少年とみられるグループが、店舗内に設置されていたアルコール消毒液を噴射しながら、ライターのようなもので引火している様子が約20秒間にわたって映し出されている。

同社は動画の拡散を受け、概要や対応策などを4日に公式サイトで発表。「所轄警察署にも相談しながら、厳正に対処してまいります」としている。今回の不適切行為が行われた時期について、同社は産経新聞の取材に「調査中」としている。

コシダカホールディングスが運営している「カラオケまねきねこ」の店舗内でも、マイクを除菌するために置いてあったスプレー缶を利用客が無断で使用してライターで引火させた行為を映した動画がSNSで拡散している。(浅野英介)

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