アルツハイマーに貼り薬、今夏にも発売 (読売新聞)

 厚生労働省の薬事・食品衛生審議会医薬品第1部会は21日、国内では初となるアルツハイマー型認知症の進行を抑える貼り薬の承認を決めた。早ければ今夏に発売される見通し。
 貼り薬は、スイスを拠点とするノバルティスファーマのイクセロンパッチ(一般名リバスチグミン)と、小野薬品工業のリバスタッチパッチ(同)。背中などに1日1回貼り、皮膚から成分のアセチルコリン分解酵素阻害剤を徐々に吸収させる。飲み忘れなどを防止しやすいのが特徴。
 アルツハイマー型認知症の薬は最近まで飲み薬1種類だけだったが、昨年11、12月に計2種類が承認された。貼り薬が加わったことで治療の選択肢が広がる。

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