イオン、100円ビール発売 仙台工場などで製造

イオンは26日、350ミリリットル入り1缶が100円の第三のビール「サッポロ みがき麦」を発売した。サッポロビールとの共同開発で、同社の仙台工場(名取市)と大分県内の工場で製造する。大量取引で低価格を実現させた。
 全国のイオン、マックスバリュなど約1700店で扱う。350ミリリットルと500ミリリットル(140円)の2種類で、アルコール5%。350ミリリットル缶換算で年4000万缶の販売を見込む。サッポロ仙台工場は東日本向け商品を製造する。
 名取市のイオン名取店であった記念セレモニーで、イオンリテール(千葉市)の山本泰幸イオン東北食品商品部長は「地元のビールとしてご愛顧願う」とあいさつ。サッポロ仙台工場の和田啓生産部長は「麦のうま味が詰まった商品を楽しんでほしい」と述べた。
 みがき麦は、麦芽を粉砕後、殻皮を取り除く製法で、麦のうま味を味わえるという。チェコ産のホップを一部に使った。

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