イオン営業最高益 3〜8月、総合スーパー10年ぶり黒字

イオンが11日発表した2023年3〜8月期連結決算は、営業利益が前年同期比23%増の1176億円だった。同期間として2年連続で過去最高を更新した。人流回復や構造改革が寄与し、スーパーや専門店事業が利益を伸ばした。プライベートブランド(PB)が消費者の節約志向を捉えた。衣料品やPB販売がけん引した総合スーパー(GMS)は10年ぶりに黒字転換した。

営業利益は事前の市場予想平均(QUICKコンセンサス、1086億円)を上回った。売上高にあたる営業収益は5%増の4兆7113億円と3年連続で過去最高を更新した。純利益は29%増の233億円。前年に計上したコンビニエンスストア「ミニストップ」の韓国事業の売却益がなくなったが増益となった。

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