巨人、ヤンキースなどで活躍し、レイズを最後に昨年引退した松井秀喜氏(39)が28日(日本時間29日未明)、ヤンキースタジアムでヤ軍と1日限定のマイナー契約を結び、そのまま引退セレモニーに出席。永遠の「ヤンキー(ヤ軍の一員)」として現役生活にピリオドを打った。
【写真】始球式前に、ベンチでイチローと話す松井氏
セレモニーではゴルフカートに乗って登場し、ファンの大歓声と拍手に包まれた。松井氏が「最も尊敬できる選手」というジーターから背番号55の額入りユニホームが贈られ、黒田とも握手。ダッグアウトではイチローとも言葉をかわした。松井氏は「球場に入った瞬間から泣きそうだった。ファンの歓声に心を打たれていた」と感激のセレモニーを振り返った。
▼イチローの話(松井氏とは)ダッグアウトに出て行く途中で(会って)あ、久しぶり、と。(満員の観衆に)これだけの人が集まったのはすごいこと。
▼黒田の話 同じユニホームを着てみて、ニューヨークでプレーする大変さを感じている。7年間やってきて、しっかり結果を残したのはすごいこと。