エイサー、7インチタブレット「ICONIA TAB A100 マンガロイド」

日本エイサーは、7インチディスプレイのAndroid 3.2タブレット「ICONIA TAB A100 マンガロイド」を発表した。手塚治虫作品の期間限定購読特典が用意されるなど、電子コミックに適したサイズとして、「マンガロイド」という愛称が付けられている。10月下旬以降に発売される。
　「ICONIA TAB A100 マンガロイド」は、ソフトウェアプラットフォームにAndroid 3.2を採用した、7インチ（1024×600ドット）ディスプレイのタブレット端末。1GHz駆動のデュアルコアプロセッサを備えるNVIDIA製チップセット「Tegra 2」を採用し、内蔵ストレージは16GB、システムメモリは1GBで、Wi-Fi（IEEE802.11 b/g/n）、Bluetooth 2.1に対応する。前面に200万画素カメラ、背面にオートフォーカス対応でLEDフラッシュ付きの500万画素カメラを備えるほか、microSDHCカードスロット（最大32GB対応）、micro USB、HDMIなども利用できる。内蔵スピーカーは2つ用意され、ドルビーモバイル対応となる。ディスプレイ表面には、傷に強いとされるGorilla Glassを採用する。
　日本語変換では「ATOK for Android」が利用できる。さらに手塚プロダクションと協力し、有料電子コミックサービス「手塚治虫マガジン倶楽部」のアプリがプリセットされる。同サービスは、月額1050円で、「鉄腕アトム」など手塚治虫全集400巻が利用できるが、「ICONIA TAB A100」では特別会員特典として、48時間限定で体験版サービスが無料で利用できる。
　大きさは13.1×117×195mm、重さは約410g。ボディカラーはネイビーとチェリーレッドの2色。店頭価格は4万円前後になる見込み。