エスカレーター「歩かず、立ち止まって乗ろう」 仙台駅で市交通局「マナーアップ大作戦」

仙台市交通局は17日、市地下鉄仙台駅や駅西口バスプールで、利用客にエスカレーターの安全利用、乗車時の荷物の持ち方を呼び掛ける「仙台駅・マナーアップ大作戦」を実施した。
 仙台駅では、職員がエスカレーターの乗降口付近に立ち「安全確保と混雑緩和のため、左右交互に乗ってください」と声を掛けたほか、「歩かずに左右で立ち止まって」と書かれたプラカードを持ってエスカレーターに乗車し、啓発した。
 市地下鉄南北線、東西線のホームやバスプールでは、リュックサックなどの荷物を背負う利用客に対し「手に持つか、前に抱えてご乗車ください」と訴えた。
 市交通局の三浦孝行営業課長は「エスカレーターで歩くと転倒の原因になり、混雑時は背負った荷物が他の利用客の迷惑になる。マナー向上に協力してほしい」と語った。
 大作戦は21日まで毎朝実施する。市地下鉄やバス車内では30日まで、歌手・俳優の吉川晃司さんがマナーアップを呼び掛けるアナウンスも放送している。

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