エッソ、半世紀の歴史に幕 給油所のブランド統一で

石油元売り大手のJXTGエネルギーは1日、四つあった給油所のブランドを「ENEOS(エネオス)」に統一した。半世紀以上にわたって親しまれてきた「エッソ」「モービル」「ゼネラル」は歴史に幕を下ろした。

 JXTGは「ENEOS」の旧JXエネルギーと、旧東燃ゼネラル石油が2017年4月に統合して発足した。「エッソ」と「モービル」は旧東燃ゼネラルの親会社だった米エクソンモービルが展開する世界ブランドで、日本には1960年代に登場した。

 JXTGはサービスと経営効率の向上を狙い、最も多い「ENEOS」への一本化を決め、18年10月から看板の取り換えを進めていた。

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