「ノストラダムスの大予言」に続く終末論として、にわかに注目を集めている「2012年人類滅亡説」。具体的な日付としては2012年12月21日、12月23日などが有力とされていましたが、最近は「2011年10月28日」という新たな候補が登場。教えて!gooにもその日付に関する質問が寄せられていました。
「2011年10月28日人類滅亡か」
まず質問者のbankill00さんは、「マヤの暦で2012年より先がなくて、人類滅亡とか言われてたけど、どうやら2011年10月28日が怪しいらしいね」と提言。
bankill00さんの言う通り、そもそもこの終末論は、マヤ文明で用いられていた暦の1つが、2012年に1つの区切りを迎えることから連想されたもの。その後、『マヤ暦が終わるのは、2011年10月28日だった!』(カール・コールマン博士著)という書籍の登場などもあり、今年の10月28日が「マヤ暦が終わる本当の日」とも噂されるようになったのです。
そしてbankill00さんは、「地球に彗星が接近してきたり、NASAが隕石に注意するよう示したり、ウェブボットが予言したり、最近UFOの目撃が増えてたりとか、色々あるみたいだけど、みんなは一体いつに何が起こると思う?」と疑問を投げかけています。
■「何も起きない」という意見が多数派
最も多かったのは、やはり「何も起こらないだろ」という意見。
「2012年地球滅亡説は『でっち上げ』、NASAが異例の声明発表」という記事を紹介する方(ATAOMOさん)、「1999と同じで何も起きない」とノストラダムスの大予言を引き合いに出す方(11tanukitiさん)のほか、「以前そのような事を真に受けて人生を棒に振った方多いです。」(222D-08さん)というドライな回答も目立ちました。
一方で「俺も去年にこの話を聞きました。本当に今後の未来が気になります」(MARIOworldhouseさん)と、本気で心配している人もいる模様。下記のような可能性を危惧する方もいました。
「マヤといえば太陽なので、太陽に隕石か小惑星がぶつかり、巨大太陽フレアが起こって、地球がヤンガードリアス級や全球凍結級の氷河期になるか、あるいは地球に隕石か小惑星衝突か…」(harueitanさん)
「人類が滅亡するとしたら宇宙人が攻めてくる事しか考えれません」(dai1130さん)
さらにdai1130さんは“光より速いニュートリノ”の話を引き合いにタイムスリップの可能性を示唆し、「宇宙人は人間がタイムスリップする前に攻めて来ると思います」と意見を表明。色んな前提や科学的検証がすっ飛ばされてる感はありますが、話題のニュースと人類滅亡は結び付けられやすいようですね。
至極真っ当だと感じたのは下記の意見。
「マヤの暦も人間の計算で説いたのですから、間違いがあります。古代の人が予測したことよりも、人類が滅亡の道を進まないようにした方がいいと思いますが?」(Rate-Koi99さん)
日付通りに大事件が起こらなかったとしても、自ら人類滅亡に進むような行動を起こすのだけは「ダメ。ゼッタイ。」でお願いします。