エンジン不正の日野自動車を除名=トヨタ主導の商用車連合

トヨタ自動車やいすゞ自動車などが商用車の脱炭素化に取り組む目的で設立した共同出資会社「コマーシャル・ジャパン・パートナーシップ・テクノロジーズ」(CJPT、東京)は24日、日野自動車を除名すると発表した。同社のエンジン試験データ不正問題を受けた措置。

 CJPTを主導し、日野自の親会社でもあるトヨタの豊田章男社長はコメントを出し、「現状では日野自がいることで皆さんに迷惑を掛けてしまう」と除名の理由を説明した。

 CJPTは昨年4月設立。電動トラックの共同開発や新サービスの企画などを行っている。トヨタが株式の60%を保有し、いすゞと日野自、スズキ、ダイハツ工業はそれぞれ10%出資している。日野自の出資分の株式は9月上旬をめどにトヨタが譲り受ける。 

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