オウム真理教の後継団体「アレフ」が団体規制法に基づく資産などの報告を行っていない問題で、公安審査委員会はアレフに団体の活動を制限する「再発防止処分」を再び出すことを決めたと、さきほど発表しました。
オウム真理教の後継団体「アレフ」をめぐっては、団体規制法で定められている資産などの活動実態の報告を怠ったとして、今年9月まで、献金の受け取りや道場の使用などが禁じられる「再発防止処分」が出ています。
しかし、いまだに報告すべき事項が報告されていないとして、公安調査庁が「再発防止処分」を再び出すよう公安審査委員会に請求していました。
処分の決定に先立ち、公安審査委員会は先月21日、アレフから公開の意見聴取を行う予定でしたが、アレフ側は出席しませんでした。