オリコン『クレジットカードランキング』総合第1位は【楽天カード】 1位の理由は?

目に見えないサービスを可視化することをコンセプトに据えた『オリコン顧客満足度ランキング』の『クレジットカード』ベスト20が先ごろ発表され、総合第1位に満足度76.49点の【楽天カード】が選ばれた。
楽天カードの詳細情報
 クレジットカードの発行会社を対象にした『クレジットカードランキング』総合第1位の【楽天カード】は、『項目別ランキング』でも全10項目中7項目で1位。特に「コストパフォーマンス」、「ポイントやマイルの貯まりやすさ・交換のしやすさ」は80点以上の高満足度で、「ポイントやマイルの貯まりやすさ・交換のしやすさ」は2位に6.5点も離すなど突出した満足度となっており、この2項目の高満足度が総合第1位になった大きな要因となっている。
 総合2位は【イオンカード】で満足度73.23点。7項目でベスト5入りをし、ユーザーが『クレジットカード契約時に重視した項目』の高重視度項目である「申し込みの利便性」、「サービス内容のわかりやすさ・情報量の豊富さ」、「コストパフォーマンス」、「会社の信頼性・知名度」でそれぞれ2位を獲得するなど、ユーザーニーズをつかんでいる。総合3位は丸井グループが発行している【エポスカード】で満足度72.08点。「優遇サービスの充実度」の1位をはじめ、6項目でベスト5入りを果たした。
■クレジットカード契約時の重視項目、「ステータス」より“実用性”
 世代別に見た『クレジットカード契約時に重視した項目(複数回答)』では、各世代とも、「ポイントやマイルの貯まりやすさ・交換のしやすさ」をはじめ、「申し込みの利便性」、「サービス内容のわかりやすさ・情報量の豊富さ」、「コストパフォーマンス」といった、実用性に長ける項目を重視しているのがわかる。一方で、「ステータス」、「交換物の充実度」、「優遇サービスの充実度」などの、クレジットカードを持つことで得られるこれら有形無形の品位や特別なサービスの項目は低重視。
 一般社団法人日本クレジット協会によると、クレジットカードの発行枚数が1億枚を超えたのは1986年(昭和61年)度。2013年(平成25年)3月末では3億2,352万枚で(社数345社)、成人人口比では1人当たり3.1枚所有していることになるという。このように、クレジットカードがより一般化し一人で複数枚所有するケースや、ネットショッピングも含め利用可能店舗と利用機会が増えたことも、実用性の高い項目が重視された要因であると思われる。
【調査概要】
◆調査期間:2014/06/18~2014/07/03
◆回答者数:5,000サンプル
◆調査対象者
性別:男女、年齢:20歳以上、地域:全国、条件:現在クレジットカードを保有しており、メインのカードを1ヶ月に1回以上利用している人

タイトルとURLをコピーしました