オリックス・仙台市若林区荒井西
複合商業施設の新設計画を宮城県に届け出
10棟延べ約2万㎡で計画、9月の着工めざす
オリックス(東京都港区浜松町2の4の1 井上亮代表執行役)は仙台市若林区の荒井西土地区画整理事業内に複合商業施設の新設に向け、宮城県条例の特定大規模集客施設の立地誘導に基づく届け出を行った。
建設用地は仙台市若林区で事業中の荒井西土地区画整理事業内58街区1~20画地および同59街区1~28画地で、合計の敷地面積は約4万7250㎡。
計画によると、58街区のAゾーンにはS1F延べ5499.8㎡(店舗面積4964.6㎡)のHC棟など5棟、延べ7808.2㎡(同6376㎡)の生活関連や飲食関連の物販店舗を計画。
また、59街区のBゾーンにはSM棟としてS1F延べ3299.6㎡(同2199.5㎡)のほか、S1F延べ28811.6㎡(同2530.4㎡)の書籍・カフェ棟など全4棟、延べ8095.9㎡(同6515.8㎡)の食品.日用品施設を新築する。
このほか、東側近接地のCゾーンには延べ4960㎡(店舗面積3967㎡)の家電棟を計画しており、A~Cゾーンの合計延べ床面積は10棟、2万0864.1㎡に及ぶ。
今回の出店計画は事業用地の北側に今年12月に開通する仙台市営地下鉄・東西線「六丁の目駅」のほか、南側の沖野・若林方面にも多数の商業施設があるものの、これらの施設は当該事業用地から1㎞程度離れているため、適地として選定した。
今後は届け出内容の縦覧などを経て、2015年9月の着工、16年9月末の営業開始を予定している。設計はINA新建築研究所が担当。
2015/03/23