オンラインで踊り手交流 「盛岡さんさ踊り」と「山形花笠まつり」

岩手県の「盛岡さんさ踊り」と山形県の「山形花笠まつり」の踊り手らが交流するイベント「東北二魂祭!はながさんさ」が6日、オンライン形式で開かれた。
 両県のほか、東京やカナダ、シンガポールなど国内外から約60人が参加。踊り手たちが画面越しに振り付けを披露し、祭りの由来や歴史を紹介した。参加者は交互にそれぞれの踊りを体験し、交流を深めた。
 盛岡市の月が丘児童センターから参加した滝沢市鵜飼小6年の島田華恋さん(12)は「初めて花笠踊りに挑戦して少し難しかった」と感想を話した。妹の4年華凜さん(9)は「さんさを披露できて楽しかった」と笑顔を見せた。
 盛岡さんさ踊りの団体「いわてさんさの会☆加藤家」と山形の花笠踊り経験者有志で組織した「はながさんさ実行委員会」が主催。知り合いだった両県の関係者が、新型コロナウイルスの影響が続く中で新しい交流の形を探り、地域の魅力を発信しようと企画した。
 イベントは13日も開催される。

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