プロ野球「マイナビオールスターゲーム2022」のファン投票で、東北楽天の松井裕は5度目、浅村が9度目の選出となった。2人は「選んでくださったファンの皆さんが楽しんでくれるようなプレーを見せたい」と張り切っている。
プロ9年目の松井裕は今季、28試合に登板して1勝2敗18セーブ、防御率2・05。奪三振率14・70が示すように、守護神として要所で三振に仕留める圧巻の投球を見せている。
対戦したい打者にセ・リーグの本塁打王争いでトップを走る村上(ヤクルト)を挙げた。5月29日の対戦(楽天生命パーク宮城)では直球を左中間スタンドへ豪快に運ばれており「人生最長(飛距離)のホームランを打たれたので、今度は変化球を使って三振を取りたい」と雪辱を期す。
浅村はともにリーグ2位の13本塁打、47打点をマーク。2割6分1厘の打率は得点圏では3割3分3厘に上がり、勝負強さが光る。
オールスターでは過去に2度、敢闘賞を受賞。昨季もファン投票で選出されたが、新型コロナウイルスワクチン接種による体調不良で出場できなかった。「昨年の分も、という思いを持って、ファンの皆さんに楽しんでもらえるようなプレーを心がける。プレッシャーを感じることなく、純粋に野球を楽しみたい」と語った。