東北電力宮城支店は26日、給湯と調理、冷暖房を電気で賄うオール電化システムを導入した住宅が、管内で2006年末に3万戸を突破したと発表した。宮城支店は「特に一戸建て住宅での採用率の高まりが、全体の数値上昇につながった」と分析している。
06年末時点での累計実績は、3万298戸(一戸建て1万5323戸、集合住宅1万4975戸)となった。県内での新設住宅に占めるオール電化住宅の割合(昨年11月末時点)は21.6パーセント。内訳は、分譲マンションや賃貸用アパートなどの集合住宅が9.8パーセントにとどまっているのに対し、一戸建ては42.4パーセントに達している。
東北電力管内(新潟を含む東北7県)全体でのオール電化住宅の戸数は、昨年11月に12万戸を超えている。県別の構成比は、宮城支店管内がトップの26.0パーセントで、2位以下の新潟(20.3パーセント)や福島(18.6パーセント)を引き離している。
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