カキつながり宮城と広島 移住促進へ共闘

宮城、広島両県は20日、東京都千代田区の東京交通会館で「移住フェア」を共同で開く。人口100万人以上の政令市があり、水産業が盛んといった共通点が多い両県が連携し、地方への移住を首都圏の住民らに呼び掛ける。
メーンは、両県に移住して活躍する若手起業家ら5人によるパネル討論。宮城からは、ともに東日本大震災を契機に県外から移り住み、一般社団法人で復興支援に取り組む石巻市の河合恵里さん、気仙沼市の加藤拓馬さんが登壇する。
栗原市や宮城県七ケ宿町など市町村のブース出展もあり、就職や住まい確保などの相談に応じる。
交通会館内では両県にカキ産地の三重県も交え、「有楽町オイスターフェスティバル」を開催。宮城の焼きガキなど計3000食を無料で振る舞う。村井嘉浩宮城県知事と湯崎英彦広島県知事、鈴木英敬三重県知事が共同でアピールする。

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