カクテルになる焼酎発売 ロイヤルチエ「海外にも発信」

高級毛皮商品などを取り扱うロイヤルチエグループ(福岡市中央区)が、本格芋焼酎「モーリス」の販売に乗り出した。芋焼酎の本場、鹿児島県出身の同グループ代表、今井千恵さんは「日本酒に比べ海外で焼酎の知名度は低い。低カロリーなどの特性を備えた良さを発信し、地元への貢献につなげる」としている。
 製造元は、老舗の濱田酒造グループ(鹿児島県いちき串木野市)。「お酒はあまり飲めない」という今井さんだが、商品開発にかかわり、テイスティングした焼酎は芋タイプを中心に100種類以上にのぼる。
 芋焼酎独特の癖がなく、和食・洋食をはじめ多くの料理にあうのが売り。カクテルとして、楽しむこともできる。米ニューヨークで行われた試飲パーティーでは「まるで香水のよう」といった感想が寄せられたという。
 720ミリリットル入りで価格は2800円。有名ホテルや高級レストランへの納入が増えているほか、ホームページ(http://www.morrisjapan.com/)からでも購入できる。

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