ガソリン、134・90銭と半年ぶり高値に

ガソリンの値上がりが、ドライバーの財布を直撃しそうだ。石油情報センターが7日発表した今月5日時点のレギュラーガソリンの全国平均小売価格は、昨年12月20日に比べ1リットル当たり1円20銭高い134円90銭となった。調査を実施しなかった年末年始を除き5週連続の値上がりで、昨年7月20日の135円ちょうど以来、ほぼ半年ぶりの高値に上昇した。
 冬場の需要期であることに加え、投機マネーの流入で、原油の国際相場が上昇し、元売り各社が卸値を引き上げたことを反映した。石油情報センターでは「今後も原油相場の上昇が続き、ガソリン価格も小幅に上昇していく可能性が高い」とみている。
 都道府県別では、44都道府県で値上がりした。最大は、奈良県の3円20銭で、富山県の2円80銭、秋田県の2円40銭と続いた。値下がりは高知県と沖縄県だけで、香川県は横ばいだった。
 ハイオクは1円20銭高の145円60銭、軽油は1円40銭高の115円50銭だった。

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