ガソリン価格1年半ぶりに140円台に 17日現在東北

 石油情報センターが19日発表したガソリン価格によると、17日現在の東北のレギュラー1リットル当たりの平均小売価格は前週より30銭上昇し、140円ちょうどとなった。値上がりは11週連続で、140円台は2008年11月8日以来、約1年6カ月ぶり。
 県別では高い順に山形141円10銭(10銭安)、秋田140円50銭(1円10銭高)、青森140円10銭(80銭高)、宮城139円80銭(30銭高)、福島139円70銭(変動なし)、岩手139円(40銭安)。3県が上昇、2県が下落、1県が横ばいだった。
 ハイオクは150円70銭、軽油は117円90銭で、ともに30銭上昇。全国のレギュラーは139円50銭で50銭上がった。
 石油情報センターは「元売り各社の卸価格は下落傾向にある。ただ、価格転嫁しきれていない小売店もあり、5月中は小幅ながら上昇が続くのではないか」とみている。

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