ガソリン値上がり止まらず…レギュラー平均171.0円 6週連続上昇で補助金単価もあすから増額

先週から0.9円アップ

 経済産業省資源エネルギー庁は2023年6月28日、レギュラーガソリンの26日時点の店頭小売価格(消費税込)を発表しました。

 全国平均は1リットルあたり171.0円で、先週(19日)から0.9円高くなりました。

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 6週連続の値上がりです。

ガソリンは価格の高騰が続いている© くるまのニュース 提供ガソリンは価格の高騰が続いている

 都道府県別にみると、44都道府県で値上がり、2県で横ばい、1県で値下がりをしています。

 店頭価格で最も安かったのは岡山県で165.1円、次いで青森県165.6円、徳島県165.7円です。

 一方、最も高かったのは長野県で181.2円、次いで長崎県178.9円、鹿児島県178.4円でした。

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 原油価格の高騰を受け、政府は2022年1月から石油元売り企業に補助金を出す価格抑制策を実施しています。

 対象はガソリン・軽油・灯油・重油です。補助金は、2023年5月の1リットル上限25円を基準に6月以降は補助率を9割、8割と2週間で1割ずつ引き下げていき、9月末に終了となります。

 経産省によると、補助金がない場合のレギュラーガソリンの全国平均小売価格は、7月3日時点で181.9円になると見ています。

 このような状況を踏まえ、補助金の支給単価は9.0円でしたが、あす29日から9.7円に増額される予定です。

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