経済産業省が13日発表した11日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、4月27日時点の前回調査と比べて4円20銭安い124円80銭となった。大型連休を挟み、15週連続で値下がりした。2016年10月以来、3年7カ月ぶりの安値水準となった。
調査した石油情報センターによると、新型コロナウイルスの影響で世界経済が停滞し、石油製品の需要も減退。原油価格が下落し、ガソリンの小売価格に反映された。来週は欧米を中心とする経済活動の一部再開を受け、センターは値上がりを予想している。
灯油、軽油、ハイオクは、いずれも14週連続で値下がりした。