ガソリン4年2カ月ぶりの133円台に下落 29週連続、これで下げ止めとの声も

経済産業省資源エネルギー庁が12日発表した9日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、前週(2日)と比べ80銭安い133円50銭。29週連続の値下がりで、過去最長記録を更新した。133円台となるのは約4年2カ月ぶり。

前週まで8週連続で全47都道府県で一斉に値下がりしていたが、高知と山口は横ばいとなった。

世界経済の減速懸念や米国のシェールオイルの生産増などを背景に昨年秋から急落した原油価格は、底打ちの気配が出始めている。元売り各社が卸価格を引き上げるようになったため、調査を行う石油情報センターは「来週は値上がりに転じる可能性がある」とみている。

都道府県別の値下がり幅は石川の2円が最大で、大阪の1円90銭、鳥取の1円80銭、滋賀の1円70銭が続いた。

軽油は114円40銭、灯油は81円20銭だった。

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