キアヌ・リーヴス主演で、忠臣蔵をハリウッドでリメイクする映画『47 ローニン / 47ronin』(原題)が3D映画として製作されることが決定したと、製作会社のユニバーサル・ピクチャーズが発表した。キアヌふんする浪人が、どうやって画面から飛び出してくることになるのだろうか?
本作は、日本では誰もが知る47人の赤穂浪士による吉良邸討ち入り事件を、映画『ウォンテッド』のクリス・モーガンが脚本を執筆し、CM界出身の新鋭カール・エリク・リンシュが映像化する作品。キアヌが時代劇世界にタイムスリップするわけではなく、忠臣蔵の物語をベースにして、映画『ロード・オブ・ザ・リング』のようなファンタジー世界を舞台に、映画『グラディエイター』のようなアクションが展開する作品となる予定で、キアヌは原作で大石内蔵助の位置にあたる、剣士たちのリーダー役を演じるという。
ハリウッド版とはいえ、撮影が始まれば、初の3D映像化となる忠臣蔵。年末になると、毎年テレビドラマや映画が放映されているが、本作も日本の年末の風物詩となるのか? 期待したいところだ。