キャッシュレスは今や当たり前の時代！ スーパーやコンビニのレジでもクレジットカードやデビットカードで精算する人が増えているが、日常生活をキャッシュレスで過ごしている人は“貯蓄上手”で あることが、ジェーシービー（東京都）が全国の20歳から69歳の男女1000人を対象に行った調査で明らかになった。
まず、昨年1年間 で増やせた貯蓄額について聞いたところ、「0円（増やせなかった）」（44.6%）が最も多く、「1万円～50万円未満」（30.7%）、「50万 円～100万円未満」（9.0%）、「100万円以上」（9.7%）と続き、0円との回答も含めた平均貯蓄増加額は38.9万円。これを最近のキャッシュ レス化状況（現金離れ状況）によって分けたタイプ別にみると、キャッシュレス派の平均貯蓄増加額は47.0万円、現金派は35.5万円となった。
男女別では、キャッシュレス派は男性が52.3万円、女性が39.8万円、現金派は男性が34.6万円、女性が36.1万円。女性は大きな差がないものの、男性については現金派よりもキャッシュレス派の方が、貯蓄額が多くなる傾向が読み取れる。
一方、「最近、自分はキャッシュレス化している（現金離れ・キャッシュレス派）」にあてはまるかどうか聞いたところ、「非常にあてはまる」と「ややあては まる」の合計は36.7%。男女別にみると、キャッシュレス化を実感しているのは男性の方が多く、女性が31.6%だったのに対し男性では41.8%と なっている。とりわけ、男性は40代（44.0%）、50代（45.0%）、60代男性（53.0%）と年齢が高くなるほどキャッシュレス！ この点については、普段の“買い物の内容”が男女によって違いがあることが関係していると思われる。
しかし、最近1年、現金以外での支払 いが増えたと感じる買い物・支払いの種類を聞いたところ、「インターネットショッピングでの支払い」と「コンビニでの支払い」がともに35.1%、「スー パーでの支払い」が27.6%。高額商品以外でもクレジットカードで支払う人が増えている様子で、今後ますますキャシュレス化が進みそう。そうなると、ア ンケート結果にあるように“貯蓄上手”な人が増えるかも！？
