消費増税にあわせ、10月1日より経済産業省主導の「キャッシュレス・ポイント還元事業」が始まります。
同事業は、中小店舗でキャッシュレス決済すると、決済額の最大5%を消費者にポイント還元するというもの。期間は来年6月までの9か月間で、還元率は中小店舗が5%、フランチャイズ傘下の大手コンビニチェーンや飲食チェーンは2%。Amazonや楽天などインターネット上で展開する個人ECも還元対象となります。
なお、大手スーパーなどの大規模事業者は対象外。対象店舗は独自マーク(写真=下)が目印となるほか、経産省が提供するアプリ(iOS / Android)からも確認できます。
▲同マークを掲げる店舗ではキャッシュレスポイント還元を受けられる
▲アプリ(iOS / Android)やWEB上の地図から対象店舗を探せる
還元の対象はクレジットカードなども含みますが、今回はLINE Pay・PayPay・Suicaなどの電子マネーに絞り、どのように還元されるかの要旨をお伝えします。
電子マネーの還元一覧
上限額は各事業者によって異なります。また、各事業者が独自に展開する還元キャンペーンは別途上乗せされます。
▲交通系ICカードの場合、WEBサイトからの事前登録が必要。還元の上限額はサービスによって異なります。SuicaはJREポイントで還元。PASMOの場合、指定された場所へ行き、チャージする必要があります。
▲LINE PayとOrigami Payは決済後に即還元。PayPayは翌月20日前後に還元されます。交通系ICカードと異なり、事前の申し込みは不要です。これとは別に、各電子マネー事業者独自の還元キャンペーンも還元率に加算されます。
▲メルペイ、au Pay、楽天Payなども事前準備は不要。上限やポイント付与のタイミングは異なります。
詳細はこちらのページからも確認できます。
なお、クレジットカードの還元詳細は下記の通りです。