キャッツ仙台公演開幕 再生手招き舞踏会再び

 劇団四季のミュージカル「キャッツ」仙台公演(河北新報社など主催)が23日、仙台市青葉区の東京エレクトロンホール宮城で始まった。待ちわびたファン約900人が詰め掛け、9年ぶりの公演を楽しんだ。
 個性的な猫たちによる華麗なダンスや心に残る歌、1匹だけ天に昇り、新たな生を受ける「再生」をテーマにした感動の物語-。観客は、猫たちの舞踏会に酔いしれ、終演後は大きな拍手を送った。
 カーテンコールでは出演者が「(東日本大震災で)被災された皆さまにお見舞いを申し上げ、心に明日への希望をともしたい」とあいさつ。仙台市若林区の会社員、百井里沙さん(20)は「ずっと見たかった劇。出演者がすごくきれいで、格好良かった」と話した。
 仙台では8月20日まで、約4カ月間にわたって公演する。

タイトルとURLをコピーしました