大容量ファイル送信サービス「ギガファイル便」を巡り、「アップロードしたファイルの取り扱いについて規約がない」などとネットで話題になっている。指摘を受け、同サービスの運営会社は1月20日、「当社は技術者のみの会社(事務が一人)で、いろいろと手が回っていない部分もあり、皆さまに不安を抱かせてしまい大変申し訳ありません」と謝罪。プライバシーポリシー・利用規約を修正し、近日中に公開するという。
20日午前1時ごろ、Twitterユーザーが「アップロードしたファイルの取り扱いについて規約がない」「(運営会社のページに)代表取締役の氏名がない」「住所と電話番号の地域が合っていないし、電話番号は別名義の会社のもの」などと指摘。「アップロードしたファイルを盗み見られるのではないか」といった懸念が広がっていた。
これを受け、運営会社はTwitterで「いろいろと憶測(おくそく)が飛び交っておりますが、当社は日本企業であり、海外資本は一切入っておりません。アップロードされたファイルを運営側が盗み見ることは、100%ありませんのでご安心ください」というコメントを出した。
同社は20日昼ごろに、公式サイト上に代表者名を掲載。支局などの住所については「セキュリティのため、社内で正式に公開するか協議中となっておりますことをご了承ください」と説明している。