ギター製造で知られる米大手楽器メーカーのギブソン・ブランズは1日、米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請したと発表した。経営破綻したことを意味する。楽器製造などの事業を継続する一方、海外の不採算事業などから撤退して経営再建を目指す。
ギブソンは1894年創業の老舗。同社のギターは「ブルースの王様」と呼ばれたB・B・キング氏や、ジョン・レノン氏ら有名アーティストに愛用されたことで知られる。
ギブソンは海外事業を拡大して経営の多角化を進めてきたが、債務負担が経営を圧迫していた。
日本では2012年に音響機器メーカーのオンキヨーと資本業務提携を結んだが、今年3月にはギブソンが保有株のほとんどを売却したことが明らかになるなど事業の整理を進めていた。(共同)
僕はフェンダー派でして、ギブソンは使ったことはないけれど、なんか悲しいね。