クマ出没時の連携確認 宮城県と4市町村 大和署で対策会議

クマ

クマの目撃情報が相次いでいることから大和署は8日、緊急対策会議を同署で開いた。県と管内4市町村の担当者十数人が集まり、クマ出没時に連携して対処する姿勢を確認した。
砂町朗署長が「今年は住宅地で頻繁に目撃されており、住民の安全確保を図る必要がある」と述べ、人身被害の防止を最優先に対応する方針を示した。
同署によると、管内のクマの目撃情報は7日現在、富谷市22件、大和町17件、大衡村7件、大郷町3件の計49件。夏から秋にかけて増える傾向があるといい、「住民らへの注意喚起が必要だ」との発言があった。
合同会社「東北野生動物保護管理センター」(仙台市青葉区)の宇野壮春代表による講話もあり、ツキノワグマの生態を学んだ。

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