クラブ、23日から終夜OK=14都府県で申請70件―改正風営法施行

音楽に合わせて客がダンスを踊る「クラブ」営業の規制を緩和し、一定の条件で終夜営業を認める改正風営法が23日、施行される。

全国の警察は施行日の午前0時から営業できるように事前の許可申請を受け付けており、警察庁によると、申請は5月末までに14都府県で70件に上った。

改正法はダンスホールなどを対象から外し、店内の明るさや営業時間に応じて規制する。酒類も提供するクラブは、明るさが上映前の映画館並みの10ルクス超などの基準を満たせば「特定遊興飲食店」として、都道府県公安委員会の許可を得て朝までの営業が可能となった。

営業可能な地域は、栃木と滋賀、和歌山を除く44都道府県が条例を改正し、繁華街などを指定している。

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