外務省は21日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、新たにケニアなど17カ国・地域の感染症危険情報をレベル3の「渡航中止勧告」に引き上げた。これに伴い、中止勧告の対象は146カ国・地域に拡大した。政府は近く、17カ国・地域を入国拒否に追加する。
ケニアのほかに引き上げられたのは、ネパール、スリナム、パラグアイ、ベネズエラ、ウズベキスタン、コモロ、コンゴ共和国、シエラレオネ、スーダン、ソマリア、ナミビア、ボツワナ、マダガスカル、リビア、リベリア、パレスチナ。
茂木敏充外相は記者会見で「南米やアフリカで感染拡大が継続している。1万人当たりの感染者数などを総合的に勘案した」と説明した。