コロナ「ばらまく」男性死亡 感染後に飲食店利用―愛知

新型コロナウイルス感染を知りながら飲食店を利用していた愛知県蒲郡市の男性が、死亡したことが18日、関係者の話で分かった。男性は感染判明後、「菌をばらまく」などと話し、飲食店に立ち寄っていた。

新型コロナウイルスに感染していた愛知県蒲郡市の50代の男性が、18日、死亡したことがわかりました。男性は感染を知りながら飲食店を利用したとして、警察が業務妨害の疑いで捜査を進めていました。

 捜査関係者などによりますと、死亡したのは蒲郡市の50代の男性です。男性は今月4日、新型コロナウイルスの感染が確認され、自宅待機を要請されていたにも関わらず、「コロナウイルスをうつしてやる」などと家族に言い、市内の飲食店を訪れました。

 男性が利用した飲食店には2週間の営業自粛要請が出されたほか、従業員の30代の女性の感染が確認されています。

 店の経営者は被害届を提出し、警察は業務妨害の疑いで捜査を進めていました。

 男性には感染が確認される前から持病があったということです。

 愛知県内で新型コロナウイルスに感染し死亡した人の数は、これで15人となります。

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