コロナの入院給付金、「みなし療養」での支払いを高齢者らに限定へ

生命保険各社が新型コロナウイルスの自宅療養者などに支払っている入院給付金について、支払い対象を65歳以上の高齢者や重症化リスクがある患者らに限定する方向で検討に入ったことが分かった。早ければ週内にも方針が示される見通しだ。 【脳血流に異常か】コロナ後遺症で考えられるメカニズム  生保各社は現在、医療機関に入院した感染者に加えて、自宅やホテルで療養する「みなし入院」した契約者でも原則、入院給付金を支払っている。しかし、みなし入院には軽症者が多い。一部の都道府県で感染者の全数把握を見直す動きが広がっていることを受け、全数把握の見直し後も引き続き医療機関が都道府県知事に届け出をする必要がある65歳以上の高齢者や重症化リスクがある患者らに対象を絞る。  契約途中で対象を変更する動きには契約者から強い反発が出る可能性もある。【辻本知大】

タイトルとURLをコピーしました