コロナワクチン接種後に死亡したケースをめぐる大手メディアの報道に批判・詐欺疑惑

日本では1日に3280人(120万人)以上の人が亡くなっている。※日本の人口は1.2億人(約0.1%の人が何かしらの死因で死んでいます)

新型コロナ感染者で亡くなった人は去年1年間で3500人もいる。※死亡者の0.3%がコロナで死んだ。

コロナのワクチンを2000万人に接種して、約200名死んだ(0.001%)というのは多いのかどうか?。※ワクチンを打たなくても、2000万人のなかで1年間で2万人は死んでいます。今回接種しているのは65歳以上のシニア層です。死亡率はもっと高いはずです。

どう考えますか?

そもそもワクチンとの因果関係がはっきりしていない以上、前日の朝ごはんに食べたものを報じるのと同じくらい無責任ではないか。ものすごく長い見出しになりそうだが、“2000万人中196名死亡”だったら分母も分かるので、“なるほど”と思ってもらえるかもしれない.。

元NHKアナウンサーの堀潤氏は「みんなどうしても見出しだけを見てしまうし、数字なども独り歩きしてしまう。また、テキストベースのメディアの場合、どうしても最初に数字が出てきて、最後に論評めいた言葉で着地することが多い。しかし、それでは不十分だと思う。今回のような報道で言えば、まずは丁寧に事実関係を並べた上で、“因果関係は分からず”と書くべき話だろう。

僕が研修の時に徹底的に教えられたのは、“人の生き死にに関わることは軽々と語るべきではない”ということ。こういう数字が出てきた時に、速報的にパッと伝えていい話なのか、踏ん張って、時間をかけてやる話だぞという線引きをする必要があると思う。日々の感染者数についても、どんな傾向があるのかを報じるべきだし、“短い尺しかないから、こっちの数字を出したほうがいいのではないか”といった話をすべきではないか」と指摘。

その上で、「テレビのニュース番組の場合、アメリカのCNNがそうであるように、ストレートニュース番組よりもディベート型ニュース番組のようにして、この数字をどう見るのかというのを議論する場を作ることが必要だ。その意味では、まさに公共放送は役割が問われていると思う。“これはある意味では政府広報に近いような時間帯だ“と明言した上でのディベート番組をやったり、検証するための時間帯だということで番組をやったりしてもいい。政府の方も、情報公開と合わせて専門家を交えた議論をライブで中継すれば、啓蒙にも繋がる」と訴えた。(ABEMA/『ABEMA Prime』より)

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