コロナ再感染の間隔、徐々に短く 第7波で3.7カ月

新型コロナウイルスに一度かかった後、再び感染した場合の平均間隔が、昨年夏の流行「第7波」では約3.7カ月だったとの分析結果を、名古屋工業大などのチームがまとめたことが22日分かった。第1〜3波の約16.9カ月から、感染規模の拡大に伴い徐々に短くなっていた。感染者の約3%が複数回かかり、若者が占める割合が多かった。

 平田晃正・名工大教授は「特に第6波以降で、感染者の増加や免疫の減弱によって再感染のリスクが高まったといえる。引き続き警戒が必要だ」と指摘している。

 チームは、新型コロナで受診した約85万人の健康保険組合などのレセプト(診療報酬明細書)データを分析した。

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