宮城県岩沼市の竹駒神社の神田「穂徳田(すいとくでん)」で22日、田植えシーズンを前に五穀豊穣(ほうじょう)を祈る播種(はしゅ)祭があった。
新型コロナウイルスの影響で、例年より少ない神社役員ら約20人が参列した。村田守広宮司が祝詞を奏上し、参列者がひとめぼれの種もみをまいた。
発芽した苗は5月26日の御田植(おたうえ)祭で手植えされる。9月中旬の抜穂(ぬきほ)祭で収穫され、神前に供えられる。
平沢紀穂権禰宜(ごんねぎ)は「今年の東北の豊作と共に、1日も早い新型コロナの終息を祈りたい」と話した。