© KYODONEWS 新型コロナウイルス関連倒産の推移
東京商工リサーチは7日、新型コロナウイルス関連の企業倒産が2月からの累計で600件になったと発表した。コロナ関連の経営破綻は9月から増勢基調が鮮明だ。感染症拡大前の収益水準に回復しない企業が多く、政府の実質無利子・無担保融資といった公的支援の効果も薄れてきているためとみられる。
6月に104件だったコロナ関連倒産は7、8月はともに前月を下回ったが、9月には108件に増えた。10月も7日現在で33件に達し、100件を上回るペースとなっている。
業種別では飲食業が96件と最も多く、アパレル関連(66件)、宿泊業(50件)が続いた。