海外出張や長期ステイで喜ばれる日本のお土産。でも実際に用意するとなると、悩みますよね。ということで、今回は海外の方へのお土産にすると思いのほか喜ばれるアイテムの数々をご紹介します。
ま ず、気のきいた日本の文房具は鉄板。消せるボールペンやおしゃれなマスキングテープ、きっちり消せる日本製の消しゴムなどはその代表例です。折り紙は、海 外でも「origami」の名で通っていて、パブでも紙でテキトーに折っている人がいたりするほど馴染みのあるものなので、日本以外では手に入りにくい模 様のきれいな千代紙などを贈ると喜ばれるかもしれません。
お菓子なら、普通のスーパーで売られているようなおせんべいやチョコレートでも OK。海外はバリエーションや味の種類が少ないので、日本のユニークなお菓子は人気が高く、抹茶味のチョコレートなどは誰にあげても喜ばれます。アジア圏 では、日本風にアレンジをきかせた洋菓子、焼き菓子の詰め合わせも、その繊細な味わいが好評。日本人にはちょっとベタな印象がある「東京ばな奈」もしかり で、その知名度と人気はかなりのもの。「東京」の文字が入っていたりする所もポイントなのかもしれません。
お酒を選ぶなら、日本酒よりも 梅酒の方が贈る人を選ばず無難。さきいかや柿の種など、ちょっとしたお酒のおつまみは、「また買ってきて」とリピーターになる人もいる程なので、お酒と一 緒にぜひ。お寿司ファンにはチューブ入りわさびなども人気です。お寿司を自分でつくってみたいという好奇心旺盛な人も多いので、一緒に巻き簾をあげるのも アイデアですね。
つい高価なものを選びがちな海外の方へのお土産ですが、アジア圏を除くとそれほどお土産カルチャーが根強くない国も多いので、ちょっとしたものでも十分喜ばれます。海外出張やロングステイの際には、ぜひ参考にしてみてくださいね。 (撮影:石井幸久)