コンビニ店舗より多く日本に存在する「意外なもの」トップ10

日本全国のコンビニの店舗数は52872店。でも、こんなにたくさんあるコンビニよりもさらに数が多いものがあるんです。

美容室や神社の多さは有名ですが、ここでは「意外と知られていない、コンビニより多いものトップ10」をご紹介します。

みなさんはいくつ知っていますか?

■10位:酒屋(61,768軒)

コンビニなどは含まない、いわゆる酒屋さんの数です。

コンビニやスーパーなどのお酒売り場に押され気味かと思いきや、お酒の専門店もがんばっています。若者のアルコール離れが囁かれますが、地ビールや焼酎などの新たな人気もあるようです。

■9位:歯医者(68,701軒)

たしかによく見る歯医者ですが、コンビニより1万も数が多いとは驚きです。いわれてみれば街に2、3軒はあるような気がします。しかし、意外と競争が激しい業界です。

■8位:食品自動販売機(69,600軒)

日本は自動販売機が多い国として有名ですが、これは飲みものではなく、食べものの自動販売機だけの数です。

飲みものに比べて数が少ない印象がありますが、それでもこれだけの数が。インスタントラーメンや唐揚げ、フライドポテトにアイスクリームと、たくさんの種類の食べものが売られています。

■7位:喫茶店(70,454軒)

スタバやドトールなどのチェーン店の他、個人経営の喫茶店もたくさんあります。喫茶店の店舗数のピークは1981年で、当時は154630店もあったのだとか。いまでは半分ほどに減ってしまいましたが、それでもまだまだ多いです。

■6位:診療所(100,528軒)

これは「一般診療所」と呼ばれる、19人以下の患者を入院させることができる診療所の数です。歯医者は含まれていません。病院不足や医師不足が叫ばれていますが、こんなにたくさんあっても病院は足りないようです。

■5位:公園(104,099軒)

法律上「都市公園」と呼ばれる、いわゆる公園の数です。自然公園などは含まれていません。公園は住民1人に対する面積が法律で決められているため、大きいマンションの近くには必ず公園を見つけることができます。

■4位:クリーニング店(113,567軒)

街のそこここにあるクリーニング店。店舗の形態もさまざまですが、全部合わせるとこれくらいの店舗数になります。夏にはクールビズが広まりつつあるとはいえ、まだスーツで働くのが一般的な日本。クリーニングは生活に欠かせません。

■3位:郵便ポスト(188,326軒)

ポストが多いのはあまり意外ではありませんが、その数はコンビニの3倍以上。コンビニ1軒の周りにポストが少なくとも3本はある計算です。しかし、ポストの数は減っています。メールの普及により、ポストが使われる機会も減っているようです。

■2位:スナック(269,335軒)

街の裏道をのぞくと必ずある「スナック」。データはやや古いものですが、それでもコンビニの5倍ほどの数があるようです。ディープな裏道にも郵便ポストの数以上の店舗とドラマが隠れているのです。

■1位:消火栓(1,764,247軒)

消火栓の数が多いのは当然といえば当然なのですが、圧倒的な数字でダントツの1位です。

みなさんは身の周りにこんなにたくさん消火栓があるのを知っていましたか? 文字通り桁違いの数字で、私たちの生活は火災から守られていたのです。

街のいたるところにあるコンビニより多いものが、こんなにたくさんあるのです。調べてみれば、もっとおもしろいものが見つかるかも。

(文/スケルトンワークス)

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